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STORY
ヴァイオリン独奏リサイタルのフライヤーです。
過日制作させていただいた「チェロ独奏リサイタル」と同じコンセプトのコンサートということで、「続きモノの音楽会と察することのできるデザイン」というリクエストをいただきました。
そこで、「暗めの背景に、奏者とバッハ肖像画」という構成は踏襲しながらも、両フライヤーを並べて見たときに、「同じ趣旨だけど違うコンサート」だと一目でわかるような変化を付けてみました。
奏者の方によると、バッハのヴァイオリン曲は「全ヴァイオリニスト永遠の教科書」「楽譜を自分勝手に解釈せず、書かれた音符をそのまま奏でることで、曲の美しさが立ち現れる」「黄金律のような音楽」なのだそうです。
「人類の有史以前からある世界のバランスを、数字=音符で証明した音楽というイメージで演奏する音楽会」とも伺いました。とても興味深いですね!
レイアウト構成や文字組の細部に至るまで、いつもにも増して神経を研ぎ澄ませて、デザインさせていただきました。
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